北海道TMRセンター連絡協議会

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2012/11/30

【技術対策】今後の大雪等に備えての準備と対策

北海道農政部が11月29日に『今後の大雪等に備えての準備と対策』を発表しました。

 今後の大雪等に備えての準備と対策
 

平成24 年11 月29 日
北海道農政部

 冬期間、北海道は大雪や暴風雪に見舞われる恐れがあります。このため、特に冬期間利用する施設ハウスや畜舎・農舎等への影響が懸念されますので、事前の備えとともに、今後の気象情報に十分注意し、被害を最小限にとどめるよう、次の事項の徹底に努めてください。 

第1 施設園芸等

 1 降雪に備えた準備
 1) ビニールやハウスバンド等施設各部の損傷・ゆるみなどの状態を総点検し、          必要に応じて速やかに補修する。
 2) 応急補強用支柱・筋かいなどを予め利用しやすい場所に整頓保管しておき、大雪予報が出されたら直ちに設置する。
 3) 強風地帯では、降雪に加えて風によるハウスへの負荷が大きくなることから、施設周囲の防風綱も考慮する。
 4) ハウス周辺に堆積雪があると屋根からの落雪を妨げ、施設の側壁に圧力を加えることになるので除雪しておく。
 5) 停電に備えて自家発電機や簡易暖房機、暖房用ろうそく等を確保する。
 

2 降雪時の対策
 1) 雪が積ってきたら、速やかに雪降ろしを行い、ビニールが雪でたるみ、滑落困難になるのを防止する。
 2) ハウスの気密性を高め、加温施設がある場合は可能な範囲で室温を高め、二重ハウスの場合は日中に内張を開放し、外張り天張面を温めるなどして落雪を促す。
 ただし、ハウス内に育苗中の作物や栽培作物がある場合は、作物の適温管理範囲内とする。
 3) 吹き溜まりやハウス片側の落雪があると、ハウスがゆがむ原因となるのでなるべく速やかに除雪する。
 4) 風雪が強い場合はむやみにハウスに近づかず、安全の確保を心がける。

3 降雪後の処置
 1) 降雪後は、ビニールやハウスバンド等施設各部の損傷・ゆるみなどの状態を総点検し、必要に応じて速やかに補修する。
 2) 融雪水がハウス内に入り込まないように、ハウス周辺の排水経路の確保を行い排水に努める。 

第2 畜産

1 降雪に備えた準備
 1)農場敷地内の除雪経路を定め、除雪作業の支障となるものは移動する。また、大雪に備えて、農場内に雪捨て場を設ける。その場合、春先に融雪水が畜舎やふん尿施設等に入らないよう留意する。
 2) 購入飼料、燃油等は常に余裕を持って補充しておく。
 3) 降雪による交通障害や停電等で搾乳や飼養管理に支障が出た場合の問合わせ先や対応方法を整理しておく。携帯電話の電源確保のために、車載電源用コード等を準備する。
 また、自家発電機等普段使用していない機器は、試運転を行うとともに十分な
燃料を蓄える。 

 2 降雪時の対策
 1) 降雪中の除雪作業は、周囲の安全に十分配慮して行う。
 2) 暴風雪等で停電となった場合は、次のことに留意する。
  (1) 牛に搾乳刺激を与えないよう牛舎や処理室への出入りは最小限にして、 通電開始を待つ(前回搾乳から16時間位までの搾乳中止は、乳量・乳質に問題は生じない)。
  (2) 自家発電機を利用する場合は、電気の逆送や通電再開時の機器破損等を防ぐために、必ず電源切替器を設備した上で使用する。また必要電力に対して十分余裕を持った発電機器を用いる。
  (3) 通電後は各種機器の復帰(リセット)を行い、誤動作がないか確認する。
  (4) 通電後、直ちに搾乳する。ただし、前搾りを行い、凝固物(通称ブツ)の有
無を確認し、罹患している場合は治療する。
  (5) 牛の体調を確認して、異常牛は速やかに獣医師の診察を受ける。
 

 お問い合わせ先:食の安全推進局技術普及課(電話011-231-4111内線27-823)

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