北海道TMRセンター連絡協議会

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2013/05/29

【情報】平成25年度上期、生乳及び牛乳乳製品の需給見通しについて

一般社団法人 Jミルクは、平成25年度上期の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しを発表しました。概要は以下の通りです。

以下()内は前年見込み対比を示す。

1.地域別の生乳生産量の動向

  北海道は2,012千トン(101.3%)、都府県は1,814千トン(97.8%)、全国では3,826千トン(99.6%)、と見通される。

【生乳生産量の見通し】

  25年度上期においては、北海道では引き続き前年度を上回って推移、一方、都府県では前年度を下回って推移するものと見込まれる。その結果、全国では第1四半期は前年度をやや上回るものの、第2四半期は前年度を下回ると見込まれる。

2.牛乳等生産量の動向

  牛乳は1,545千kl(99.2%)、加工乳は69千kl(95.6%)、成分調整牛乳は183千kl(95.4%)、乳飲料は721千kl(100.5%)、はっ酵乳は546千kl(106.5%)、と見通される。

【牛乳等生産量の見通し】

  25年度上期においては、「牛乳」は前年度と同程度かやや下回る程度で堅調に推移、「乳飲料」も比較的堅調に推移するものと見込まれる。「はっ酵乳」は今後も24年度を上回って好調に推移するものと見込まれる。

3.用途別処理量の動向

  生乳生産量は3,826千トン(99.6%)、牛乳等向生乳処理量は2,043千トン(98.6%)、乳製品向生乳処理量は1,754千トン(100.8%と見通される。

【用途別処理量の見通し】

  25年度上期においては、牛乳等向処理量は前年度を下回って推移するものと見込まれる。乳製品向処理量は、生乳供給量が第2四半期に前年度を下回ると見込まれることから、第2四半期では前年度を下回って推移するものと見込まれる。

4.特定乳製品需給の動向

  脱脂粉乳の需給の生産量は64.7千トン(99.6%)、消費量は74.2千トン(101.8%)、月末在庫量は45.0千トン(113.2%)で3.9ヶ月分の在庫量と見通される。

  バターの需給の生産量は34.4千トン(102.5%)、消費量は35.7千トン(95.3%)、月末在庫量は22.1千トン(99.3%)で3.5ヶ月分の在庫量と見通される。

【特定乳製品(脱脂粉乳・バター)需給の見通し】

  脱脂粉乳については、今後、25年度のカレントアクセス分輸入数量として上期中に5 千トンが売り渡される予定となっていることもあり、前年度を上回る在庫水準で推移するものと見込まれ、25年度上期末における在庫量は45.0 千トン(3.9 か月分)と見込まれる。
バターについても、24年度において追加輸入も含めて9.4 千トンの輸入が行われたことから、今後8月までは前年度を上回る在庫水準で推移するものと見込まれ、25年度上期末における在庫量は22.1 千トン(3.5 か月分)と見込まれる。

5.当面する課題と対応について

(1)牛乳乳製品需要の拡大への取り組み
  25年度の牛乳等需要は、はっ酵乳は引き続き好調な推移が見込まれるものの、全体的には減少基調で推移する見込みであり、乳製品需要についても、前年度と同程度かやや下回る程度の水準での推移が見込まれている。こうした状況を踏まえ、酪農  乳業関係者は、需要減退を生じさせないよう市場への安定供給に努めるとともに、これまで以上に業界全体で牛乳乳製品需要の  拡大を推進していく必要がある。


(2)夏季の需要期に向けた生乳生産量確保のための取り組み
  25年度は都府県において生乳生産量が前年度を下回って推移するものと見込まれる。引き続き、業界全体で将来を見据えた生乳生産基盤の維持強化に努めるとともに、これから夏季を迎えるにあたっては特に、暑熱対策や飼養管理対策の徹底等により、生乳生産量の低下を最小限に留める対策に努めることが重要である。

(3)的確な需給調整対応の実施
  生乳生産量及び牛乳等需要は、気温や天候によっても大きく変動する可能性があること等から、酪農乳業関係者は、日々の需給動向に注視するとともに情報の共有化に努め、特に夏季の飲用需要期における広域生乳の需給調整が円滑に行われるよう、木目細かい対応を行っていく必要がある。

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