北海道TMRセンター連絡協議会

豊富な飼料生産基盤を生かし、酪農経営の安定化を目指す。

北海道TMRセンター連絡協議会 > お知らせ >

2013/12/25

【情報】平成25年度、生乳及び牛乳乳製品の需給見通しについて

一般社団法人 Jミルクは、平成25年度の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しを発表しました。概要は以下の通りです。

以下()内は前年見込み対比を示す。

1.地域別の生乳生産量の動向

  北海道は3,860千トン(98.2%)、都府県は3,606千トン(98.1%)、全国では7,466千トン(98.1%)、と見通される。

【生乳生産量の見通し】

  直近10月までの実績を見ると、都府県だけでなく北海道においても7月以降、生乳生産が減少に転じ、その結
果、全国ベースで5月以降は前年度を下回って推移している。
なお今後も、北海道・都府県ともに、飼養頭数が減少傾向で推移すると見込まれることなどから、生乳生産量は
引き続き前年度を下回って推移すると見込まれる。

2.牛乳等生産量の動向

  牛乳は3,024千kl(99.2%)、加工乳は121千kl(86.0%)、成分調整牛乳は352千kl(98.14%)、乳飲料は1,376千kl(102.3%)、はっ酵乳は1,000千kl(101.2%)、と見通される。

【牛乳等生産量の見通し】

  10月の実績を見ると、「牛乳」は、前年比99.0%と比較的堅調に推移していることから、「牛乳類」において
も、前年比98.8%と、これまでのトレンドと大きな変化はない。また、「はっ酵乳」は、引き続き前年度を上回っ
て推移している。

3.用途別処理量の動向

  生乳生産量は7,466千トン(98.1%)、生乳供給量は7,409千トン(98.2%)、と見通される。

【用途別処理量の見通し】

 10月までの実績では、生乳供給量が6月以降は前年度を下回って推移している一方で、牛乳等向処理量の減少
は大幅なものではないことから、乳製品向処理量も7月以降は前年度を下回って推移している。
今後においても、生乳供給量は前年度を下回って推移し、乳製品向処理量も引き続き前年度を下回って推移する
と見込まれる。

4.特定乳製品需給の動向

  脱脂粉乳の需給の生産量は134.0千トン(94.7%)、消費量は142.5千トン(102.1%)、月末在庫量は45.0千トン(113.2%)で3.9ヶ月分の在庫量と見通される。

  バターの需給の生産量は67.9千トン(96.9%)、消費量は70.6千トン(94.0%)、月末在庫量は24.3千トン(103.4%)で3.9ヶ月分の在庫量と見通される。

【特定乳製品(脱脂粉乳・バター)需給の見通し】

  脱脂粉乳については、生産量が前年度を下回って推移する一方、消費量は前年度を上回って推移すると見込まれ、その結果、25年度末における在庫量は減少し、45.9 千トン(3.9 か月分・前年比92.8%)と見込まれる。
バターについては、生産量は減少しているが、消費量も前年度を下回る水準で推移することが見込まれることに
加え、12月までにカレントアクセス分輸入数量として3.5 千トンが売り渡される予定となっていることから在庫
量は増加し、第3四半期末(12月末)は21.2 千トン(3.4 か月分・前年比111.2%)、25年度末(3月末)は
24.3 千トン(3.9 か月分・前年比103.4%)と見込まれる。

5.当面する課題と対応について

(1)生乳生産動向
  生乳の生産は、乳牛資源が不足しているとともに、飼料価格も依然として高い水準にあるなか、猛暑や天候
不順による自給飼料の作柄や牛体への影響等の要因も重なり、北海道・都府県ともに減少基調が継続している。
こうした状況は今後も継続することが見込まれることから、生乳生産基盤を確保・強化するための業界を挙
げた対策の推進が26年度の喫緊の課題である。

(2)牛乳類の消費動向
  牛乳類などの消費は、出荷価格改定に伴う価格転嫁が進んでいるものと思われるが、これまでのところ、懸念
されたほどには消費への影響が顕在化しておらず、牛乳及び牛乳類全体では比較的堅調に推移している。
今後は、26年4月の消費税増税の影響も踏まえつつ、引き続き、消費者への理解醸成及び牛乳乳製品の価値
訴求を中心とした消費拡大の取り組みを業界全体で推進していくことが重要である。

(3)牛乳類の不需要期における的確な対応
  現在の需給状況を踏まえると、特定乳製品向処理量は、当面、前年度を下回って推移するものと見込まれる。
しかしながら、近年における都府県の乳製品向処理可能量が減少していることに加え、今年度は年末年始につ
いては休日期間が比較的長くなっていることなどから、年末年始や春休みなどの特定乳製品向処理が集中する
期間においては特に、的確な配乳計画や処理計画を策定し、日々の需給動向や加工向処理の発生状況等の情報
共有化に努めることが重要である。

QRコード 携帯サイト

当サイトの新着情報を携帯電話でご覧いただけます。

http://hokkaido-tmr.jp/mt/mt4i.cgi?id=1