北海道TMRセンター連絡協議会

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2014/06/26

【技術情報】営農技術対策(台風などの風雨に備えて)発表

 営農技術対策(台風などの風雨に備えて)が北海道農政部から発表されましたので掲載します。

                     (北海道農政部のHPより引用)

 

北海道農政部、平成26年6月26日発表より

7月中旬以降は、梅雨明けに伴って、梅雨前線が北上すると、北海道が大雨となる可能性があり、台風も接近する季節となります。

 大雨や台風の対策は、農作業事故、施設等の破損及び農作物の被害を防止するため、十分に余裕を持って対応することが重要です。最新の気象情報に十分注意するとともに、風雨が強くなる前に次の事項の徹底に努めてください。

参考気象庁台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)

 

第1 大雨対策

1 用排水路の草刈り及び水路内のゴミ上げを行い、水の流れを確保し、浸水、冠水の恐れがある水田では、排水口の解放や畦畔を切る等の排水対策を行う。

2 風雨が強くなってからの用水路の見回りは行わない。やむを得ない場合でも、夜間や単独での行動はしない。

3 低地や排水不良地など滞水が心配される畑地では、明渠や排水溝へ排水できるよう溝を掘っておく。

4 ビニールハウス・農舎・畜舎・サイロ・飼料庫等は、屋根や壁の点検・補修を行い、風雨による被害を防止する。施設周辺に排水溝を掘り、土のうを積むなどにより施設への浸水を防ぐ。

5 浸水の被害が想定される貯蔵施設は、収穫物を浸水の危険がない場所に移動する。

6 堆肥場や尿溜に入った雨水が流出する恐れがある場合は、土盛りし、河川等への流出を防ぐ。

 

第2 ビニールハウス等農業施設の暴風雨対策

1 栽培を終えたハウスは、ビニール等をはずしておく。

2 既設の防風網は点検整備を十分に行い、突風がおこりやすい場所には応急的に防風網の設置を行う。

3 ハウスバンドを固定するアンカー杭が浮き上がっていないか確かめ、修正しておく。

4 ハウスの筋かいは、緩んでいるところだけを締め付けると周囲の筋かいが緩むので、ハウス全体の筋かいが均等に締め付けられるように調節する。また、ハウス中央部に支柱を設置し暴風雨に対するハウス強度を高める。

5 ハウスの出入り口、天窓、側窓、換気扇及び側面のフィルム巻上げ部などの開口部が、きちんと締まるかチェックしておく。

6 ビニールフィルムが強く緊張するように、ハウスバンドをきつく締めておく。

バンドレスの場合は、フィルムを均等に緊張す_______ることが難しく、強風でフィルムがバタつくとフィルムが破れやすくなるので、妻側端部及び適当な中間部に防風ネットを張り、バタつかないようにする。

7 被覆資材が破れ、風がハウス内に吹き込むとハウス内の圧力が非常に大きくなり、ハウス全体が大被害を受けるので、飛来物によるハウスの破損がないよう、ハウス周辺の飛散しやすいものを片付けておく。

8 ビニールハウス周辺の排水溝は、ハウスのすき床面より低く掘り下げ、ボイラーや移動できる機械類は可能な限り高所に移す。

 

第3 果樹の暴風対策

1 りんごのわい化栽培では、強風で倒木が発生しないように、支柱やトレリスの点検補強を行い、樹をしっかりと固定する。普通栽培では、幹や主枝を支柱や添え木で補強し倒伏や枝裂けを防ぐ。

2 ぶどうでは、棚や垣根の点検補強を行い、ハウス栽培はビニール止め(マイカー線)の点検、被覆資材の破損カ所の補修を行う。収穫を終了しているハウスは速やかに被覆資材を除去する。また、収穫中のハウスにおいても強風の場合は、ビニールを破きパイプの保護を行う。

3 各果樹の幼木・若木は、支柱にしっかり固定し倒伏を防ぐ。

 

第4 畜舎等施設の暴風雨対策

1 畜舎で保管中の生石灰が浸水で発熱し、火災にならないよう注意する。

2 草地ほ場等のロールベールやラップサイレージは、高く安定した所へ移動する。

3 氾濫する恐れのある河川周辺に放牧している牛は、目の届く放牧地や避難施設などの安全な所に誘導する。

 

第5 停電・断水対策

1 常備している懐中電灯の電池残量や、畜舎・施設などの小道具の置き場所を全員が確認し、また、畜舎内の清掃・整頓を徹底し、夜間停電での突発的な人身事故に備える。

特に、畜舎では発電機の手配、自家発電機の試運転、発電能力と使用する施設・機械の必要電力の確認、給水タンクの手配をしておく。

2 酪農施設で停電した場合

(1) 停電で搾乳が不可能な場合、牛舎への出入りは必要最小限にし、牛に_______搾乳刺激を与えない。また、給水制限すると同時に濃厚飼料の給与は控える。

(2) 通電後、直ちに搾乳する。ただし、前搾りを行い凝固物(通称ブツ)の有無を確認し、罹患している場合は治療する。

(3) 牛の体調を確認して、異常牛はすみやかに獣医師の診察を受ける。

(4) ミルカーなど電気を動力源とする機械は、通電後正常に作動するか速やかに点検する。

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